タグ

戦争と歴史に関するAKIMOTOのブックマーク (64)

  • 「回天」

    1943年(昭和18年)夏、日の敗退が続く中、二人の青年士官が戦局を逆転するには体当たりによる特攻しかないと、人間魚雷を構想。その後、戦局はさらに悪化し、海軍省はついに試作兵器を完成させ、1944年(昭和19年)8月、正式兵器として採用された。祖国を守りたいとの一心から、特攻兵器「回天」は誕生したのである。  そして同年9月、試験発射場のあった大津島に回天基地が開設され、全国から多くの若者たちが集まってきた。 終戦までに訓練を受けた回天搭乗員は1375人にも及んだ。そのほとんどが兵学校・機関学校出身の若者、学徒や学生出身の予備学生、20歳に満たない予科練出身者たちだった。年齢も17歳から多くても28歳、大多数は20歳前後の若者であった。  回天による戦没者は、搭乗員、整備員他145名、没時の平均年齢は21.1歳である。 出撃隊が編成され出撃が決まると、最後の別れのため、我が家に帰ること

    「回天」
  • 敗戦後に慰安婦へ結婚しようと約束して連れ帰った元日本兵の、被害証言を裏づける異様な顛末 - 法華狼の日記

    川田文子『イアンフとよばれた戦場の少女』という書籍が2005年に出版された。1980年代から従軍慰安婦問題にとりくんで証言を収集していた著者が、出会ってきた証言者の人間像を書きしるそうとした一冊だ。 http://www.koubunken.co.jp/0350/0342.html 初めて実名で被害を訴えた金学順証言より以前から知られていた事例に興味をひかれつつも、克明に描かれた当時の状況に気がめいるばかりだったのだが、とあるくだりを読んで思わず声をもらしてしまった。 それは第2章「宋神道さんを訪ねる」で、証言者が在日コリアンとなった経緯で注記されていたこと。インターネットの下記ページでも証言の全体像が読めるのだが、私の印象に残った部分は、あくまで小さな補足情報にすぎないためか言及されていない。 【被害者証言】宋神道(韓国/在日) | Fight for Justice 日軍「慰安婦」―

    敗戦後に慰安婦へ結婚しようと約束して連れ帰った元日本兵の、被害証言を裏づける異様な顛末 - 法華狼の日記
  • 「ごちそうさん」で悠太郎の逮捕はなぜ?「爆弾は当たらない」などの宣伝で犠牲者を増やした歴史を直視(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

    今週のNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」。 戦時体制での政府や軍の愚かさや非情さを克明に描いている。今週始めのドラマでは、戦時中に流れていたラジオ放送が登場したが、当時は実際にこんな放送が行われていた。 「空襲はさほど恐ろしいものではないと?」 「そうです。爆弾というものはそれほど当たるものではありません。むしろ防空活動をおろそかにして街を焼けるにまかせる方が恐ろしい。敵の思うツボですから」 東京を始めとする大空襲で大勢の市民が犠牲になった背景に、当時の政府による「無謀な」指示や指導があったことをうかがわせる。 今週の「ごちそうさん」は、実はテレビドラマの歴史上で画期的なものだといえる。 戦時中の政府や軍による「愚かな政策」によって、空襲における市民の犠牲者が膨大になってしまったという過去の歴史を直視し、空襲における国などの無策をこれほど明確に示したことはテレビドラマではかつてない。 「

    「ごちそうさん」で悠太郎の逮捕はなぜ?「爆弾は当たらない」などの宣伝で犠牲者を増やした歴史を直視(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • 皇族は生き残し、国民全部戦死しても

    1.題名は少しヘン 2.「先の大戦」と皇族たち 付「明治の戦争」と皇族 3.皇族と戦場 4.逃亡的転任 皇族と、サイパン島守備隊の玉砕 5.敗戦・降伏にあたり(閣議の際の発言) 「国民全員戦死するとも、天皇制を守らざるべからず」 1.題名は少しヘン 論の題名の「生き残し」という日語は少しおかしいと自分でも思うが、「生き残り」と表現しては、「結果として」、あるいは「偶然」生き残った、と読者が誤解してしまう危険性があるので、「生き残るようにした」「生き残るように処置した」というのが事実であり、その意味を何とか正確に表わしたいと思い、ヘンなことを承知の上、こんな言い回しにした次第でどうか御了承願いたい。 題名後半の「国民全部死しても」というのも、少し極端過ぎると思う人もいるかもしれないが、これは、日国の指導者、責任ある地位にいる人たちが公式の場で、この通りのことを発言し