桐杏学園や学習指導会。かつて開成中学・武蔵中学の合格者No.1を誇っていた中学受験塾ですが、両塾とも現在は消滅しました。TAPもSAPIXに取って代わられ消えていきました。「中野C1」をトップにしたピラミッドを築いていた四谷大塚は大きくシステムを変え、日能研も生徒数は大きく減少しました。40年以上の歴史を持つ早稲田アカデミーが「大手」に数えられるようになったのは21世紀に入ってからです。 「部屋」があれば誰でも起業できる塾の勢力図は、ときに大きく変わります。いま現在の合格実績だけに目を向けるのではなく、数年後、子供が希望する学校に「合格する塾」を選ぶことが大切です。