先週、早い時期から楽器を習っている子どもは頭と運動神経が良くなるというニュースをお伝えしたが、これを真っ向から否定する論文が発表され波紋が広がっている。 カナダ・トロント大学の心理学者Glenn Schellenberg教授いわく「早くから楽器を習っているから成績が伸びるのではなく、小さいうちから楽器を習えるくらい、その子の家庭が環境的にも経済的にも恵まれているから成績が良いのだ」という。 同氏はピアノなど楽器を習っている子ども167人を対象に性格診断を行い、その子の性格から今後も楽器を続けていくかどうか、ある程度予測が可能だとしている。社交的で根気強い子どもは将来的にも音楽を続けていく可能性が高いので、月謝も無駄にはなるまいとのこと。一方で楽器を習っていて且つ学校の成績も良い子どもについて、社会的背景を鑑みても確たる因果関係はないらしい。頭が良いのは要は両親の教育のたま物だと結論付け「成
![楽器を習ってるから頭が良くなるのではなく、要するに家庭環境如何と断定:カナダ大学教授 - IRORIO(イロリオ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/109ad7c8c9095715aa8833159b1cdd95202b640b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Firorio.jp%2Fwp-content%2Fimages%2Fuploads%2F2013%2F02%2Fflicker_Scuddr.jpg)