【3月27日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ソーシャルゲーム事業、ソーシャルメディア事業等を主な目的とするグリー株式会社の田中良和社長が、東京都内に住む20代の一般女性(A子さん)から、「やむなく中絶させられた」と3000万円の損害賠償を要求されていることが〈平成26年(ワ)3989号〉、さくらフィナンシャルニュースの取材でわかった。 訴状によると、2人は、2010年9月頃、友人の誕生日パーティーで知り合い、翌年1月から交際を開始したという。転機が訪れたのは、2012年3月。A子さんがそれまで勤務していた会社を退社したのを機に、当時、田中社長が居を構えていた、港区高輪のマンションで半同棲生活をスタートさせたという。 その年の8月、一度A子さんは実家に戻ると伝えたが、「(家に)帰ると被告が待っていてくれるのが嬉しい」と田中社長に引き留められ、新たにA子さんのために借りたという港区高輪