「SEGA」ブランドのゲームセンター事業を買収するなどゲーム・エンターテインメント業界で注目を集めているベンチャー企業GENDA(東京・大田)。同社社長の申真衣氏(37)は「関西女子御三家」の一角を占める四天王寺中・高(大阪市)から東京大学経済学部に進んだ。金融工学を学んだことをきっかけにゴールドマン・サックス証券に入社。11年後の2018年、GENDAを共同創業した。ファッション誌「VERY」のモデルもつとめるなど多方面で活躍する同氏の原動力となった経験とは。 医学部に進学する生徒が多い四天王寺中・高で学んだ。父は医師で自身も理系科目が得意だったが、あえて文系を選択。東大文2に進学した。キャンパスでは「東大女子」ならではの疎外感も味わったという。 医学部に行かずに東大を目指したのは、敷かれたレールの上を歩くのは嫌だという反発心からです。特にやりたい仕事のイメージはなく、「東大に行けば何か
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