世界で最もETF(エクスチェンジ・トレーデッド・ファンズ)が活発に取引されている国は米国です。 2010年の時点で8,910億ドルの残高があります。 これに比べると日本はETFのブームに乗り遅れている観があります。 活発に取引されているETFは普通指数との乖離が少なく、さらに取引コストも比較的低いため投資家にとって利用価値の高い商品です。 しかし出来高が薄いETFは指数との乖離も大きくなってしまい、折角の商品性が損なわれてしまいます。 そこで今日はなぜ市場によってETFが活発に取引されたり、そうでなかったりするのかについて考えてみます。 そのためには先ずETFの仕組みの説明から始める必要があります。 ETFとは上場型の投資信託です。普通の株とおなじようにニューヨーク市場などの株式市場で取引されます。 アメリカで最初に開発されたETFは「スパイダー」の愛称で親しまれているSPDR S&P50
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