2018年12月22日と23日の2日間、毎年恒例のセキュリティイベント「SECCON 2018 Akihabara」が都内で開催された。CTF(Capture the Flag)決勝大会のほか、カンファレンスやワークショップ、ハンズオンなどの催しを通じて情報セキュリティの大切さや重要性を楽しく体感できる同イベント。今回は開催時期を年末に変更し、開催場所も北千住(東京電機大学)から秋葉原に移動したにもかかわらず、多くの人が会場に足を運び、大盛況となった。 さまざまな催しの中で異彩を放っていたのが「YOROZU」だ。これはセキュリティ関連の自作ツールを持ち寄り、デモ展示やライトニングトーク(LT)を通じて来場者に紹介するもので、米国のセキュリティカンファレンス「Black Hat」で催される「Arsenal」や「DEF CON」の「Demo Lab」がモデル。SECCON実行委員の中鉢洋輔氏が