普段は基本的にMariaDBの動向は全く追って無いです。 でも先日、MariaDB 10.5 のfsync()発行が少なく性能が良いのは何故なのかちょっと見てほしいと言われて、 mariadb-10.5.9.tar.gz をざっと見たらあっという間に原因特定。 「fsync()を待つべきなのに待ってないから」 只の不正と判明。 動作としては、 innodb_flush_log_at_trx_commit = 1 でも innodb_flush_log_at_trx_commit = 2 でも 並列度が上がると多くのトランザクションが innodb_flush_log_at_trx_commit = 0 の動作と同等となってしまうようです。 待たないのだから速いに決まってる。こんな不正なものと比較されるのは腹立たしいです。 指定のLSNまでのwriteやflushを終わらせる log_wri