最後のブルートレインだった寝台特急「北斗星」の客車の解体が、北海道室蘭市で14日始まった。来春の北海道新幹線の開業準備が着々と進む一方で、世代交代のようにブルトレがひっそりと姿を消していく。 今年3月に定期運行を終えたJR北海道の北斗星の客車19両は廃車・解体されることになり、5月から室蘭港の貨物引き込み線に留め置かれていた。 この日、ブルトレは解体場所まで機関車で移動。作業員が寝台など内装を外し、車体をガスバーナーで切断した。地元の鉄道ファンらが見学に訪れ、乗ったことのある小学生は「寂しい」、撮影に来た鉄道ファンの男性は「人気列車だったけど、仕方ない」とシャッターを切っていた。(三上修)
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