ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有
横浜市のみなとみらい21地区にそびえる日産自動車グローバル本社。22階建てのビルの上層階にある役員用会議室で、経営の重要事項を決する取締役会が月に1度のペースで開かれる。 前会長のカルロス・ゴーン(65)が昨年11月に逮捕されるまでの数年間、取締役会の所要時間は1回あたり平均30分を切っていた。短い時は10分弱のこともあり、「ゴーン以外に発言もないままシャンシャンで終わることも珍しくなかった」と日産幹部。役員ごとの報酬額の決定をゴーンに一任することも、異論もなく決まった。人事と報酬を掌握したゴーンに面と向かって反論できる役員は残っていなかった。 2000年代の初頭。日産で月に1度開かれる経営会議では、ゴーンが役員を罵(ののし)る声がたびたび響いた。 「お前の言っていることはうそだ」「お前のプロジェクトはモンスターだ」 担当事業の収益低迷を報告する度に、副社長らも居並ぶ前で口を極めて非難され
先月17日に肺炎で死去した内田裕也さん(享年79)のお別れの会「内田裕也 Rock’n Roll葬」が3日、東京・青山葬儀所で営まれた。 喪主を務めた長女のエッセイスト内田也哉子(43)が謝辞を述べた。 全文は次の通り。 私は正直、父をあまりよく知りません。わかり得ないという言葉の方が正確かもしれません。けれどそれは、ここまで共に過ごした時間の合計が、数週間にも満たないからというだけではなく、生前母が口にしたように、こんなに分かりにくくて、こんなに分かりやすい人はいない。世の中の矛盾を全て表しているのが内田裕也ということが根本にあるように思います。 私の知りうる裕也は、いつ噴火するか分からない火山であり、それと同時に溶岩の間で物ともせずに咲いた野花のように、すがすがしく無垢(むく)な存在でもありました。率直に言えば、父が息を引き取り、冷たくなり、棺に入れられ、熱い炎で焼かれ、ひからびた骨と
1992年に誕生し、現在では国内外で店舗数250以上を誇るラーメンチェーン店「らあめん花月嵐」。 筆者・辰井が東高円寺に住んでいたときに何十回も通い、来店ポイントでTシャツもGETしたほどのお店だ。お店が家から遠くなった今でも、無性に食べたくなり悶絶することがある。 そんな花月嵐は、大手ラーメンチェーン店の中でも随一の個性を持ち、 ・あの得体の知れないおいしさの「壺ニラ」って何? ・裏メニューがあるって噂は本当なの? ・なんで店内放送やパンフレットがハイテンション? など、いくつものナゾが存在する。それらの真相を解明するため、今回は花月嵐 荻窪西口店にやってきた。 運営会社「グロービート・ジャパン株式会社」の企画広報部課長・キング鈴木こと鈴木力さんにお話を聞いた。キング鈴木って……? キング鈴木さん 嵐げんこつらあめん、おいしさの秘訣は? やはり花月嵐といえば、看板メニューの「嵐げんこつら
「差し迫ったことではありませんが」30年間、学者に依頼 2003年ごろのある日、東京都内の閑静な住宅地にある秋山虔(けん)・東京大名誉教授(日本文学)の自宅を2人の政府職員が訪れた。1人は元号選定業務の責任者・伏屋和彦内閣官房副長官補(75)。もう1人は尼子昭彦・国立公文書館公文書研究官(昨年5月に死去)。1952年生まれの尼子氏は、副長官補室付の内閣事務官も兼務する元号専門の研究官だった。 秋山氏は源氏物語研究の第一人者で、01年に文化功労者に選ばれた。1階の6畳和室で机を挟んで向き合った3人。伏屋氏らは「差し迫ったことではありませんけれども」と前置きしつつ、平成に代わる新元号の考案を依頼した。
極秘の任務を背負ってきたのは、内政担当の内閣官房副長官補(旧内閣内政審議室長)。国文学、漢文学、日本史、東洋史の碩学(せきがく)に考案を依頼した。学者が亡くなると新たに追加し、常に3~5人に頼んでおくという作業を続けてきた。 提出を受けた元号候補は、案ごとに出典や意味が1枚の紙にまとめられ、学者別に束ねて整理された。この30年間に積みあげられてきた案は、およそ100。副長官補室の金庫に収められ、歴代の担当者らが定期的に学者と面会して「在庫管理」(政府関係者)を継承してきた。 現在の古谷副長官補は2013年4月に就任。天皇陛下が16年8月に退位の意向をにじませるビデオメッセージを公表すると、準備作業を本格化させた。考案者たちと都内で極秘に面会を重ね、「お考えに変わりありませんか」「追加はありませんか」と最終的な意向を確認し、下準備を整えた。 政府内には副長官補を支える「黒衣(くろご)」が存在
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く