浅田真央のトリプルアクセル(写真は合成)=2009年12月26日、大阪・なみはやドーム(塩浦孝明撮影) 国際スケート連盟は6日、フィギュアのルール変更を発表し、浅田真央(中京大)が武器とするトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や、男子で高橋大輔(関大大学院)らが跳ぶ4回転ジャンプの基礎点を引き上げるとともに、回転不足と判定されたジャンプでも基礎点の70%を与えることになった。高難度の技への挑戦を評価する狙い。 基礎点は3回転半で8.2から8.5に、男子で最も多くの選手が跳ぶ4回転トーループは9.8から10.3に増え、転倒や着氷の乱れによる減点幅も狭まった。 回転不足は新たに2段階で判定し、1/4〜1/2回転足りないものは基礎点の70%を与え、1/2回転以上足りないものは、これまでと同様に1回転少ない基礎点となる。3回転半の場合、これまでは成功と紙一重でも2回転半の基礎点3.5に激減したが、