先週の後半と、 今週の前半の2回に分けて、 放送されたのは、敗戦後に起こった漢字の危機、 日本語の危機のお話でした。 私たちは先の大戦に負けました。 そして、やってきたGHQが排除しようとしたのは、 軍国主義、そしてそれに繋がりうる文化でした。 柔道や剣道などの武道、 そして仇討ち話などが多い歌舞伎なども、 総じて禁止となっていきました。 さらに、日本がこのような大それた戦争を仕掛けてくるのは、 教育的に遅れているからに違いないので、 一般庶民の隅々まで、教育の普及を図る必要性があること、 そして、そのために、教育の障害となっているのであろう、 漢字を廃止し、全てローマ字で表記すべきだと、 GHQはそう主張してきました。 対して、当時の吉田茂首相は、 すぐ様のローマ字化は難しいとして、 4000字以上使用されていた漢字の数を、 1850字までに削った「当用漢字表」を発表しています。 国内で
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