【動画】2016年6月に女児が重傷を負った靱(うつぼ)公園の噴水。事故後、水圧を下げたという=滝沢卓撮影 大阪市営の公園で昨夏、就学前の女児が人工池の噴水で遊んでいた時、勢いよく出た水が下半身にあたり、重傷を負いました。噴水にどんな危険が潜んでいるのでしょうか。 女児の父親によると、女児は昨年6月、大阪市西区の靱(うつぼ)公園内にある人工池(深さ約20センチ)で父親とともに遊んでいた。池には、数十秒間隔で水柱を作る噴水があった。他にも20人くらいの子どもが池に入っていたという。 女児はパンツ姿で、水中にある噴き出し口をまたぐようにしてしゃがんだ。その直後、水が噴出。女児は「痛い!」と叫び、股を閉じて泣き始めた。下半身から出血していた。 父親と近くにいた母親は女児を連れて急いで近くの病院へ。この病院では止血できず、別の病院へ救急搬送された。女児は止血手術を受け、4日間入院した。 手術をした病