どちらも鋭い切っ先と鋭利な両刃の刀身をもつ真っ直ぐな片手剣です。 大体ロングソードは刀身が地面から足の付け根くらいの長さで柄を含めて腰骨ぐらいの長さ、ショートソードは腕を真横に伸ばし指の先から脇ぐらいまでの長さと思われます。 名称は刀身の長さで区別してあるだけですが、剣は使用者の体格などで長さや重量が変わるので一概には言えません。この2種類の剣の厳密な違いは長さではなく使用方法にあります。 本来はどちらもヴィーキングソードと呼ばれる剣から派生したもので、13世紀以前はまだ鋼を作る技術が未発達だった為、耐久性に問題があり刃も肉厚でしたが、後に技術的に洗練され強固で軽量な鋼を作れるようになると馬上で扱うことを想定して長い刀身と「突き」に適した鋭い切っ先を備えたロングソードと、歩兵同士の戦闘を想定し、バランス的に振り回しやすい長さのショートソードという分類がされるようになりました。 また、ヴィー