芸術性の問題はさておくとして、従来のわいせつの議論で行けば、再生可能性の問題になります。 http://mainichi.jp/select/news/20140714k0000e040217000c.html 逮捕容疑は今年3月20日、香川県の会社員男性(30)ら不特定多数に、3Dプリンターで出力すると、女性器の造形物ができるデータをメールで送信したとしている。 裁判例コンメンタール刑法2巻 p282 陰部に該当する部分が塗りつぶされている写真でも、その部分の復元が通常人において比較的容易である場合はわいせつ図画にあたる(東京高判昭56.12.17 は黒色マジックインクで塗られたもの、) 。したがって、消去復元が復元な場合は、別途、前出最判昭58 .3.8 (サス企画事件)等の判断基準によることになる。 p282 (5) 仕掛け 行掛けが施されたものでは、通常人が脊易にからくりに気づきわ