食品大手のミツカングループ創業者一族の女性と結婚した男性が、男児の出生後に離婚させられ、息子とも引き離されたとして、勤務していたグループ会社を相手取り、1億円の損害賠償などを求めた訴訟を東京地裁に起こした。 13日に行われた第1回口頭弁論で、グループ会社側は請求棄却を求めた。 男性は東京都新宿区の中埜大輔さん(41)。訴状などによると、中埜さんは2013年5月、創業者一族の女性と結婚し、グループ会社に入社した。女性は14年8月に男児を出産。中埜さんはグループを実質的に経営する女性の両親から、男児を養子縁組させるよう要求され、両親の意向を受けた女性からも離婚を求められたという。 その後、男児と別居することになった上、グループ会社から出向も命じられ、強制的に引き離されたと訴えている。 グループ会社側は、人事権の行使に乱用はないと主張。男児との引き離しは意図したものではなく、離婚訴訟の結
![「子と引き離された」と提訴=ミツカン創業一族娘の元夫―東京地裁](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/654b6eef767e433f8d49d16b31e04a510e68c1d1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.kingsoft.jp%2Fstarthome%2Fjiji%2F2022-01-13%2F2d81ee402ebce015d04db812e982b1f2_md.jpg)