IDCがその根拠として挙げているのがスマートフォンだ。今年の上半期は、200ドルを切る低価格端末が出荷台数を伸ばし、新興国市場で勢いを増した。 この傾向は下半期も続き、今年の出荷台数は前年から40.0%増える。これによりスマートフォンの年間出荷台数は、今年初めて10億台の大台を突破するとIDCは予測している。 「スマートフォンは2年前まで5億台程度で推移していたが、いまやその2倍の規模になった。この端末が最先端のコミュニケーションツールから、世界数十億人の必需品になったことを意味している」とIDCのアナリストはコメントしている。 同社の推計によると2017年の携帯電話の出荷台数は約23億台。そのうちスマートフォンは17億台に達し、携帯電話全体の約74%を占める。 IDCは、ほとんどの先進国で2017年の終わりまでにスマートフォンが事実上携帯電話市場のすべてを占めると予測している。その一方で
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