松下奈緒さん主演の医療ドラマ、【アライブ~がん専門医のカルテ】を見始めました。今や国民病ともいわれるがんの内科医(オンコロジスト)と外科医がタッグを組んでがん患者の心身を救っていくのは実に心強いですね。 日本にはまだまだそうした専門医は多くありませんし、専門医でない医師に治療を託さなければならない場合は、個人の資質(技術と性格)に頼ることが多く(まさに運)、良い医師に当たればいいけど外れたら目も当てられません。特にがんは切れば治るという病気ではないため、何度も襲ってくる再発に対するストレスも相当なものなのに、主治医がそれ(心理面)は私の担当ではないとばかりに、患者を見捨てることもざらですからね(実体験です)。 せめてドラマの中だけでも、優れた知識と技術、そして素晴らしい人間性を持った医師に触れられるのは実に心地よいことです。 がん専門医には思うところがあるため、ついつい前置きが長くなってし