風化が進む長崎市の端島(通称・軍艦島)。コンクリートの建物は崩れ、がれきが地面を覆っていた=10月1日 政府は5日、2015年の世界文化遺産登録を目指す「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」のうち、国の史跡指定を受けていない長崎市・端島(通称・軍艦島)の「端島炭坑」を保全するため、財政支援に乗り出す方針を明らかにした。軍艦島は遺構の劣化が進み、保全費用の確保が課題となっていた。 この日の参院内閣委員会で、内閣官房の川本正一郎地域活性化統合事務局長が「世界遺産にふさわしい管理保全には財源が必要だ。文化庁と協力して必要な予算の確保に努めたい」と述べた。秋野公造議員(公明党)の質問に答えた。 国連教育科学文化機関(ユネスコ)による世界文化遺産の登録には、将来にわたる保護管理体制の確保が重要な条件となっている。来夏には、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査
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