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文献に関するAkutayaのブックマーク (7)

  • 美学を一から勉強するひとのために:文献リスト - 昆虫亀

    先日、「美学を一から勉強しようとするひとは何読めばいいですか?」って聞かれました。 これまでは「美学研究者なら誰に聞いても同じような答え返ってくるんじゃね?」と思ってて、わざわざ参考文献リスト作ってなかったのですが、昨日amazonで「美学」で検索したら中井正一の『美学入門』とか出てきたんで、やっぱ公の場に出しといたほうがいいかな、と。 では以下、わたしのオススメです。 ちなみに、日語文献です。 英米系分析美学の入門書については、以前書いたので、こちらを見てください⇒★。 はい。 とりあえず、最初はこれ読んで下さい。 西村清和『現代アートの哲学』 現代ア-トの哲学 (哲学教科書シリーズ) 作者:西村 清和 産業図書 Amazonまぁ教科書として書かれてますので、読みやすいですし、素朴な日常的関心から専門的な議論への持って行き方が上手いので、読んでて面白いと思います。 練習問題もついてる

    美学を一から勉強するひとのために:文献リスト - 昆虫亀
  • 辞書を引くこと、図書館を使うことは「読み書き」の一部である

    調べものや図書館について何回か書いた。 もっともっとやさしいもの、初心者向けのものを書け、という声が寄せられた。 当に調べものに困って、図書館で「遭難」しているような人は、たとえば *学術論文を読めと言われ、googleに「学術 論文」と入力して検索結果を見て途方にくれたり、 *文献リストをひとつずつ図書館のOPACに入力して、書籍しか見つけられずに「半分しか見つかりませんでした」と言ってきたり *見て歩ける棚にあるのが図書館にあるのすべてだと思っていたり する。そんな人に役立つように書け、というリクエストである。 辞書の引き方だとか図書館の使い方を学校で教えていない、教えるべきじゃないか、と書いてあるのを時々見かけるが、そう書く人が代わりに何か教えてくれる訳でもないらしい。 おせっかいな気がしていたが、そういうものを少し書いてみる。 取り上げるのは「読み書き」の一部であるから、「読み

    辞書を引くこと、図書館を使うことは「読み書き」の一部である
  • それでもテーマが決まらないあなたが繰り返し問うべき3つの問い

    さて「何を書いてもいい」と言われると、逆に困るのが人の性。 無限の可能性に包囲されていては、一歩も進めまい。選択肢を切り落としていく必要があるのだ。 研究や論文のテーマは「狭い」ほどいい。 あまり狭くて特殊なテーマだと「参考文献」がなくて困ります、という人がいるが、当に「無い」のならこんなにいいことはない。 第一人者になれるではないか。 しかし大抵は、探し方が悪いか、探しているものが間違っているかのいずれかである。 自分が取り組もうとしている研究対象について扱った文献がないことと、参考文献がないことはイコールではない。当たり前だ。 なんでこんな勘違いが生じるかといえば、参考文献に教えてもらおうという魂胆があるからだ。 変な言い方だが、参考文献は、あなたが期待するような〈参考〉にはならない。 参考文献は、ムスッとして愛想のないのが普通だ。 こちらから踏み込んで聞き出してやらないと、ぎゅーぎ

    それでもテーマが決まらないあなたが繰り返し問うべき3つの問い
  • ビギナーのための図書館サバイバル・ガイド、他ではあまり書いてないけど大切なこと

    0 記録(ログ)をとる 老若男女を問わず、ビギナーはメモをとらない。 だから、ものを考えることができない。 思考は、たとえば紙と脳の間を往復するところに生じるのだ。 メモをとらないと勿論、書名や請求記号の記憶も不正確になる。 そして、どういう訳か、覚えの悪い者ほどメモを取らない。 レファレンス・カウンターで聞いたばかりのNDCを間違えて、「おまえの言った書棚へ行ったが、探しているはなかった」と怒って戻ってくる人が当にいる。 しかし、戻ってくる人はまだ動機づけが高い。 おそらく少なくない人がもう一度聞きなおす度胸がなくて、棚の間をさまよう羽目になる。 知ったばかりの日十進分類コードは、無味乾燥な数字に過ぎない。 棚までたどり着いて、そのの並びを眺め、を何冊か引きぬいて見て、ようやく覚えるに足りる何かが手に入る。 覚えておく方が無理なのだ。 だからメモれ。 特に数字や固有名詞は必

    ビギナーのための図書館サバイバル・ガイド、他ではあまり書いてないけど大切なこと
  • 時空を超えて師に向かい合う/私淑の方法序説

    私淑とは、時空を隔てて、または時空を超えて、師に向かい合うことである。 私淑という言葉は、その対義語である親炙とともに、『孟子』に登場する。 思想家 孟子が寄って立つところであり、彼の「方法」そのものと言っていい。 孔子が没したのが紀元前470年。 孟子の生年は不詳だが、紀元前370年頃と推測される。 二人の間には100年ほどの時間の隔たりがある。 孟子は孔子の弟子ではない。 孔子の教えを直接受けることは、もはやかなわない。 では、孟子にとって孔子とは何か? つながりがあるとすれば、彼らは何によって、どのように「つながって」いるのか? 孟子は、孔子の弟子でないばかりか、「公式」の後継者ですらない。 ただ孔子の孫弟子たちから、孔子の言行を拾い集め、孟子なりにつなぎ合わせただけだとも言える。 だが、ここから、何千年もの間、東アジアに痕跡(それと傷跡)を残した儒教という巨大な流れが始まる。 親炙

    時空を超えて師に向かい合う/私淑の方法序説
  • (保存版)いままでの「独学者のための文献リスト」をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    (保存版)いままでの「独学者のための文献リスト」をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
  • 分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)

    A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資料&研究ガイド、E.研究書誌そしてF.スタイルガイド等の6種類のレファレンス/研究リソース・ツールを、各分野ごとにまとめてみた。 もとより網羅的なものではないが、今後もできるかぎり増補していきたい。 それぞれのレファレンス、リソース、ツールの用途は、 A.入門・概説……その分野を知る B.辞典……用語・術語を調べる C.事典……事項を調べる D.資料&研究ガイド……研究方法(資料の探索、アプローチを含む)を知る E.研究書誌……先行研究を調べる F.スタイルガイド等……論文の書き方(様式)など といった感じである。 研究のどの段階でどのツールが使われる(または使った方が良い)かは、実際には研究スタイルに左右されるのは言うまでもないが、イメージしやすいように大まかに/大胆に割り付けると、 1.テーマを選ぶ……A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資

    分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)
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