これは以下の日記の続きです。 →http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20110301/lemd レムのインタビュー、続きます。 問:SFのほかにどんなものをお読みですか? アメリカやイギリスのSFを多く読んでおられますか? レム:では、ほぼ全リストを提出しよう。まず、ヘラルド・トリビューン(パリ版)、ニューズ・ウィーク、フランスのレクスプレス、ルモンド、フィガロを読む。それから、ル・ヌヴェル・オプセルヴァテール、それとときどきニューヨーカーの類。 次に----サイエンティフィック・アメリカン、シャーンス・エ・ヴィ、サイエンス(英国の)、ディーダラス。それから、ソ連のプリローダ(「自然」)、テクニカ・モロデスニイなど、ポピュラーなものポピュラーでないものとりまぜて科学雑誌類。そして手に入る新しい科学書。 ついでフィクション類。アメリカのものでは、メイラー、マラ
これは以下の日記の続きです。 →http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20110228/lemc レムのインタビュー、続きます。 問:どのようにお書きになるのですか----インスピレーションの湧いたときに、それとも毎日、少しずつ規則的に? ----ノートを作ったり、腹案を練ったりなさいますか? 長篇と短篇のどちらかが特に好きというようなことがありますか、どちらのほうがあなたにとって書きやすいでしょうか? レム:「聖インピレーション女帝陛下」については何も存じ上げない。わたしはありとあらゆる考えうる、理にかなった、最適条件づくりの手続き(書く方策)を試みてきた。 すべて虚しかった。わたしの発想がどこから出てくるのか、わたしは知らない。出てきた発想の約95パーセントはわたしの判断では役に立たない----しかしもちろんそれをもとに何らかの「SFふう読物」をこしらえる
これは以下の日記の続きです。 →http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20110227/lemb レムのインタビュー、続きます。 問:多くのSF作家と接触がありますか? レム:SF作家との交際? なきに等しいね。 問:西側におけるSF評論(ブリッシュ、エイミス、ナイトetc)を多くお読みになっていますか、それについてどう思われますか? 『完全な真空』はそれを批評しようとしたものなのですか? レム:そう、わたしはエイミスやモスコウィッツ、ブリッシュ、ナイト、ランドウォールらの評論を知っている。また、Extrapolationで出版されたもののような新しいアカデミックな評論も知っている。概して書評的なもので、系統的な記述を恐る恐る試みていて、ときには(たとえばナイトの『驚異を求めて』In Search of Wonderのように)手際よく機知に富んでいるものもある
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