国葬で来日した各国首脳らとの弔問外交を終え、岸田文雄総理(65)が狙うは低支持率からの反転攻勢。が、今月からは“瀬戸際”の大臣とともに、針のむしろの「臨時国会」が始まる。 *** 【写真を見る】“疑惑”を持たれている山際大臣の事務所 遺骨が葬儀場に到着したことを知らせたのは19発の弔砲だった。9月27日、日本武道館で行われた安倍晋三元総理の国葬。昭恵夫人は沈痛な面持ちで遺骨を抱き、遺影が飾られ、富士山をイメージしたという式壇へと歩んだ。それを悠然と先導したのが岸田総理だ。 内閣支持率が発足以来最低となった岸田総理は国葬前後3日間で30カ国以上の首脳らと会談。安倍氏の後継者と喧伝するため、そのリーダーシップを内外にアピールするのに必死だった。 官邸関係者が言う。 「実はこの夏、国葬後に解散があるのでは、という情報が永田町や霞が関をかけ巡っていました。国葬で支持率を上げて解散へという案は、官邸
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