いつもように子供をベビーシッターに預け、夫婦で出かけたディナーの席で、キャル(スティーヴ・カレル)は妻エミリー(ジュリアン・ムーア)から突然「離婚したい」と切り出される。同僚(ケビン・ベーコン)と浮気したのが原因だとエミリーは打ち明けるが、キャルはショックのあまり塞ぎ込んでしまう。別居を決心したキャルは失意の中、バーで出会った遊び人ジェイコブ(ライアン・ゴズリング)に成り行きを話す。すると彼は、冴えないキャルに「モテ指南」を施してやろう、と申し出る。かくしてキャルの「人間改造計画」が始まるのだが…というお話。 2011年のベスト10本に食い込んで来るであろう、素晴らしい作品だった。 これは平凡な男が新しい世界に触れて変化する物語であり、そして、どうしても変われない部分もあるということを悟る物語でもある。 キャルがジェイコブに「ベストキッド」スタイル(詳細は見てのお楽しみ)で「女を口説き落と
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