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2017年12月8日のブックマーク (3件)

  • 「この町にイオンが出来るんだぜ!」とヤンキーは言った。 - Everything you've ever Dreamed

    海沿いにあるコンビニエンスストアの駐車場で懐かしい顔を見かけた。軽自動車から出てきたそいつは中学時代のクラスメイトで「不良」に分類されるタイプの人間だった。シンナーもタバコもやらなかったわりに僕はヤニそいつと仲が良く、アイアン・メイデン、モトリー・クルー、ブラック・サバス、メタリカ、そいつがセレクトしたヘビーメタルばかりを入れたソニー製のカセットテープ(通称「メタルカセット」)を貰ったりもした。決して友人ではなかった。そいつからはゲンコツやビンタや強烈なデコピンをらってヘコヘコしていたので、僕にはそいつの配下になった気はないが、そいつは僕のことを子分の1人と考えていたのは間違いない。心外だが仕方ない。僕と子分1号2号の違いに気づく人はいなかったのだから。 そいつは芸術的なまでに勉強が出来なかった。九九も出来たか怪しいものだ。中学時代の僕はお陰さまで勉強をしなくてもそこそこ優秀だった。受験

    「この町にイオンが出来るんだぜ!」とヤンキーは言った。 - Everything you've ever Dreamed
    Andrion
    Andrion 2017/12/08
    イオンのフードコートはファミリーで溢れている。
  • ハッキリ言おう、行政はもう「地域活性化」に関わらないほうがいい(今井 照) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    少子高齢化による人口減少をい止めるために、国家プロジェクトとして進められている「地方創生」事業。自治体どうしを競わせ、地方活性化を促進すると言えば聞こえがいい。しかし、地方自治総合研究所の今井照主任研究員によると、その実態は「若年層の貧困化を生み出し、人口減少に拍車をかけた国政の失敗を、自治体に転嫁するもの」だった。その弊害は、すでに自治体を苦しめ始めているという。どうしたらいいのか。<連載第二回はこちら> 前提を間違えた「大学立地規制」 なぜ日では諸外国にないスピードで高齢化が進行するのか。その要因は、前回記事で述べたように、2000年前後の国政の失敗にあります。ところが、国はいまもなお同じような過ちをくり返しています。その一つが「地方創生」と呼ばれる地域活性化策です。地域や自治体はこうした国の動きにどのように立ち向かえばよいのか。今回はそれを考えていきます。 文部科学省は9月29日

    ハッキリ言おう、行政はもう「地域活性化」に関わらないほうがいい(今井 照) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
    Andrion
    Andrion 2017/12/08
    企業でもISOとかJISとかISMSとかライセンス貰うための形だけの対策増えてるしね
  • ストロングゼロを飲んだ

    昨年の冬、十年勤めた会社を辞めた。上司と揉めて、にっちもさっちも行かなくなり、最後はヤケクソで辞表を叩きつけた。 しばらく保険でいつないだあと、近所の倉庫でバイトを始めた。すでに33才。未来には何の展望もないが、特に悲しいわけでもない。そんな段階はとっくに越えてしまった。学歴もコネも才能もない俺みたいな人間は、石の裏に棲息する虫みたいにひっそり生きて、死ねばいい。たまに小さな幸福を拾えたら御の字だし、拾えなくても別にどうってことはない。 夏にSさんという男が入社してきた。俺よりひとまわり上の45才で、とにかく無口なおっさんだった。俺たちは同じ班で働くことになり、気づけば仕事帰りに飲む仲になっていた。 先週、終電を逃してSさんのアパートに泊めてもらった。 その夜の彼は別人のように饒舌だった。 「そういえば、あるよ」Sさんが冷蔵庫からおもむろにストロングゼロを出した。 「飲んだことない?」

    ストロングゼロを飲んだ
    Andrion
    Andrion 2017/12/08
    小説っぽいなと思ったら、小説だった