中吊り広告を使った悪質な印象操作…朝日新聞vs安倍首相の第2幕が始まった。だが売国新聞の暴走を止めるのは政治家ではない。第4の権力を自認する新聞の監視役は一般国民、特にネット言論だ。 わずか2時間余りのスピード謝罪劇だった。 4月24日午後8時前。記者団の質問に立った安倍首相は、その日発売された『週刊朝日』の記事について怒りを露にした。 「まったくのでっち上げで捏造だ。こんな記事を書いた記者は恥ずかしくないのか。私や私の秘書が犯人や暴力団の組織と関係があれば、首相も衆院議員も辞める考えだ」 これに対し、週刊朝日サイドは即応し、お詫びコメントを発表する。朝日新聞のサイトにアップされた時間は、午後10時2分。早業である。 ▽4月25日付け紙面のお詫び(ZAKZAK) しかし、その素早い変わり身にも安倍首相は満足しなかった。 「大々的に広告を載せておきながら、わかりにくくおわび的な記事が出ていた