2016年1月20日、スコット・ケリー氏と欧州宇宙機関(ESA)のティム・ピーク飛行士が公開したオーロラの写真。地球の磁場・大気と高エネルギー粒子が反応して、光が舞っているように見える。(PHOTOGRAPH BY SCOTT KELLY, NASA) 宇宙滞在340日、地球を周回すること5000回以上。その間、尿と汗を浄化して再生した飲料水は760リットル近い。米国とロシアの宇宙飛行士、スコット・ケリー氏とミハイル・コルニエンコ氏が3月2日、地球に帰還した。1年という長期にわたった宇宙滞在自体が歴史に残る試みだが、ケリー氏が撮影した魅惑的な写真の数々も人々の記憶に刻まれるだろう。 「スコットは自身の旅を世界中とシェアしてくれただけでなく、一般市民とも積極的に関わりました」と話すのは、NASAのソーシャルメディアマネジャー、ジョン・イェンブリック氏だ。「彼の試みにより、宇宙探査はより共感で
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