2016年米大統領選に共和党から出馬している実業家ドナルド・トランプ氏は、支持率でトップを走っている。その政策や信条はどういうものなのか。 1. 米同時多発攻撃を、アラブ系アメリカ人は拍手喝采して称えた――トランプ氏は、2001年9月11日に旅客機2機がニューヨークの世界貿易センターに激突したあと、対岸のニュージャージー州では数千人のアラブ系アメリカ人が拍手喝采してその光景を称えていたと、何度も繰り返し主張している。そういう行動からアメリカに住むムスリム(イスラム教徒)のことが「あるていど分かる」と同氏は言う。しかしそのようなことがあったと裏付ける報道はない。 2. アメリカ内のモスク(イスラム教寺院)を監視すべき――トランプ氏は、捜査当局はテロ対策の一環としてムスリムを監視・追尾するべきだと考えている。全てのムスリム系アメリカ人について身辺調査をしてデータベースを維持すべきだという主張は
「テロリスト勢力は、我が国のすぐ近くにまで迫っている」 隣国イラクでIS(いわゆる「イスラム国」)の勢力がいっこうに衰えないため、この5月末、イラン陸軍の指揮官は国会で警鐘を鳴らした。実際、ISは昨年の段階で国境までわずか40㎞の地点に到達し、イラン軍と交戦していたのだ。 ISはシーア派国家であるイランへの憎悪を隠さない。IS戦闘員の残虐さが知れわたるにつれ、国民の間ではイラン・イラク戦争の悲惨な記憶が蘇り、危機感が強まっている。 そこで政府は、実はすでに対IS戦争に参加していたことを明らかにした。これまで公にしなかったのは、長年にわたり対立してきた米軍とも手を組んで戦っていたからだ。だが国民はイラン軍の活動を支持し、むしろ結束を強めているという。 IS攻撃の先頭に立っているのは、イラン革命防衛隊に所属し、国外で秘密作戦を担うエリート部隊「ゴドス」だとされる。その兵力は知られていないが、専
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