(CNN) 米ニューヨーク市で9日、男子プロテニスの元スター選手がニューヨーク市警(NYPD)の警察官に誤って拘束された事件をめぐり、同市警は11日、拘束時の様子を捉えた監視カメラの映像を公開した。 1分間の映像では、ジェームス・ブレーク氏(35)が市内のホテルの前に立っていたところに突如、私服警官がつかみかかり、ブレーク氏を地面に組み伏せた上、手錠をかけて連行する様子が映し出されている。ブレーク氏は無抵抗で、向かってくる私服警官に気付いていた様子もない。その後、誤認と判明するまで10分間にわたり拘束されたという。 ブレーク氏はテニスの全米オープン会場に向かうため車を待っていたところだった。 デブラシオ市長とNYPDのブラットン本部長は声明で、誤認に至った原因を究明し再発防止に備えるための調査を進めていると述べた。 NYPDの報道官は、内部監査局が調査の一環で既にブレーク氏と面談したと発表
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