英ロンドン北部のワトフォード地域に牛乳などを配達する、「ミルク・アンド・モア」の牛乳配達員ニール・ガーナーさん(2016年3月24日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【5月6日 AFP】かつては、英国のどの通りでも見かけられた牛乳配達員。数は減りつつあるものの、活気ある牛乳配達員たちが今でも、夜明けに新鮮な牛乳の瓶を全国の玄関先まで配達している。 スーパーマーケットの革命がこの非常に英国らしい習慣をほぼ一掃するまでは、牛乳のほとんどは玄関先に届けられていた。 牛乳以外の商品も販売したり、インターネットを活用したりすることによって、今も残る数千人の牛乳配達員は、大事にされてきた伝統に活気を取り戻させた。 「これが大きなあと押しになって、21世紀でも生き残ることができた。未来は明るい」と、英国最大の牛乳配達会社「ミルク・アンド・モア(Milk and More)」で顧客が選ぶ「年間最優