ニューヨーク(CNNMoney) 米連邦航空局(FAA)は26日、航空機操縦士が飛行中、無人機と遭遇したとの報告が今年に入り、急増していると発表した。今年10月には計41件で、4月の5件から激増した。 2月22日から11月11日の間では計193件を記録。少数の事例では操縦士は無人機との衝突を回避するため飛行コースの変更を強いられたが、大半の場合は影響を受ける事態に至らなかったと指摘している。 具体的には、11月8日にアリゾナ州立大学のアメリカンフットボールの競技場上空で無人機を目撃したとの報告があった。10月にはテネシー大学のフットボール試合会場の上空で同様の事例が起きていた。 また、11月4日には米ロサンゼルスの有名な「ハリウッドサイン」近くの上空の高度約549メートルでカメラを搭載した無人機を見たとの情報も寄せられていた。
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