Googleは、強力な検索サービスというコアコンピタンスを利して、Orkut、Gmail、Bloggers.comなど、ぱっと見には何の関係もなく、統一感の無い数多くのネットサービスを発表し続けている。最近は市場ではいつGoogleがIMを発表するかを固唾をのんで見守っている。 彼らのサービスは一見してあまり関連性が無いように見えるのだが、実は関連性が無くて良い、とGoogleは考えていると思う。結局はGoogleという検索プラットフォームによって最終的に数珠つなぎに結びついていく。実はGoogleはこれまでにはない、完全無比な中央集権型の企業なのである。 GoogleはYahoo!と並び称され、ビジネスモデル上も対比される事が多いのだが、エリック・シュミットにとってはYahoo!は眼中に無い気がする。彼のアタマにあるのは、来るべきMicrosoftとの全面戦争のことだけだろうと思う。 Y
「はてな」という名の小さな会社がある。ネット企業なのに紙と箱で進行管理し、社内会議はポッドキャスティング配信。オフィスがあるのに図書館で仕事したりする変な会社だ。そこで働く“変な”社員を読み解く3回連載。第2回は、CTOの伊藤直也さん。 始めてのプログラミングは、幼稚園のころだった。「マイコン少年がプログラマーになったっていう、よくあるやつです」。照れ笑いを浮かべて、伊藤直也さん(27)は話す。 伊藤さんは新卒でニフティに入社。ブログサービス「ココログ」を開発した。社会人3年目となる昨年9月、はてなに移籍し、最高技術責任者(CTO)に就任。マイコン少年は「変な会社」を支えるチーフプログラマーになる。 社員500人の大企業から10人のはてなに。寄り道だらけに見えた人生は、今振り返ると、はてなにまっすぐ続いていた。 プログラミング幼稚園児 幼稚園のころ、父親が買ってきた東芝のコンピュータ「パソ
本田雅一氏のblog経由で発見した、非常に意味深い議論。こうした発見こそblogの醍醐味ですね。まずはこちらから。 Vistaは未来の展望を見せる偉大なる基礎か、それともハリボテか(パースペクティブ・アイ) 本田雅一の週間モバイル通信・Windows Vistaが描く風景の完成度 (PC Watch) 本田雅一の週間モバイル通信・Windows Vista β1に感じた期待と不安 (PC Watch) 上記はWindows Vista(わたしもまだLonghornと呼んだ方がしっくりきます)の方向転換の遍歴と徐々に明らかになってきた実像から、“当初のVisionは本当に実現されるのか?”という疑問について書かれた本田氏のblogと、その後書かれたコラム。当然コラムの方が情報が密だけど、疑問の本質的なところはシンプルな分、blogの方がとっつきやすいかも。ここにある“Satoshi”さんとい
トム・イエーガー氏は、最近のコラムの中で「WindowsとLinuxは敵ではない」と言い放った。短期的には正しい部分もあるかもしれない。しかし絶対にそうならないというのは言いすぎだぜ、トム。(IDG) トム・イエーガー氏は、最近のコラムの中で「WindowsとLinuxは敵ではない」と言い放った(関連記事参照)。同氏によると、Linuxは単なるOSであるのに対し、WindowsやMac OS Xなどの商用製品はアプリケーション構築の基盤となる包括的なプラットフォームを開発者に提供するものだという。同氏の結論は、Linuxは決して、巨大市場のシェアをめぐって真にWindowsと競争できるようになるまでには至らないというものだ。 もちろん彼は間違っている。 まず第一に、LinuxはOSですらない。Linuxは単なるカーネルなのだ。数え切れないほどのライブラリ、ツール、モジュール、アプリケーショ
LinuxはOS、Windowsはプラットフォーム。だからLinuxとWindowsは競合するものではない。(IDG) LinuxはWindowsキラーだと主張するのをやめてもいいんだよ。 Linuxは確立されているし、得意分野――見方によって大きくも小さくもなる――を持っている。あらゆる尺度においてLinuxがWindowsよりも優れていることを証明するチャートや統計、ベンチマークを見せてくれるなら、私は異論を唱えるつもりはない。しかし、どれだけの金と熱意がLinuxに注がれても、LinuxがWindowsのマインドシェアと市場シェアを削ることはないだろう。LinuxはOS、つまりシステムハードウェアに命じたとおりのことをさせる(おそらくは最高の)手段だからだ。たとえLinuxをブランド化して、箱に入れて、高いステッカーを貼っても、プラットフォームにすることはできない。 企業や団体は規模
組み込みソフトウェア/ハードウェア開発における技術力の向上、改善・最適化などを幅広く支援する“組み込み開発エキスパート”のための情報フォーラム
「お盆休みを利用して会社を設立しよう!」という話をさせてもらう。 私が会社を興したときは、会社設立の本を買ってきて読んだだけだった。判子を作るのに2,3日かかったが、判子が到着した次の日には会社が出来ていた。 会社を作ることは難しくない。たぶん資本金と登記費用さえあれば小学生でも出来る。難しいのは、そのあといかに会社を維持していくかだ。今日は、設立までの流れ〜事業計画書について考えてみる。 参考としてid:yoosaki:20050413を見ていただきたい。yoosakiさんは、XAAフレームワークというオープンソースプロジェクトをやっていて、有限会社エクステンションポイント(http://www.extensionpoint.jp/)という会社を経営されている。しかしyoosakiさんは、 実はまだ、事業計画書は書いたことがない。 のだそうだ。実は私も事業計画書なんて書かないし書いたこと
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