Googleは悪質アプリケーションをAndroid Marketから削除するとともに、遠隔操作でユーザーの端末からも削除。攻撃防止のためのアップデートを配信した。 Googleの公式Androidマーケットを通じて悪質なアプリケーションが配布されていた問題で、米Googleは3月5日、問題のあるアプリケーションを見つけ出して削除する措置を取ったことをGoogle Mobile Blogで正式に明らかにした。 それによると、問題のアプリケーションはAndroidの既知の脆弱性を悪用して端末の情報を盗み出す仕掛けになっていた。なお、この脆弱性はAndroid 2.2.2以降のバージョンには存在しないという。 攻撃側は、この手口で個々の端末に割り当てられた識別番号とAndroidのバージョン情報を収集していたとみられるが、攻撃の性質上、それ以上の情報にもアクセスされた恐れがあるとしている。 Go