今回は、大リーグ解説でおなじみの野球評論家・高橋直樹氏を紹介する。高橋は、名門・津久見高校(大分県)から早稲田大学、社会人野球(日本鋼管)を経て東映に入団。以後、5球団を渡り歩き、通算では昭和生まれの大学卒投手としては史上4位となる169勝(158敗13セーブ)を挙げている。引退後は、日本では横浜ベイスターズ、米国ではカンザスシティ・ロイヤルズのコーチを経験している。 アンダースロー投手というのが高橋の一般的なイメージだが、津久見高校入学時はオーバースロー投手であった。当時の監督であり名将とうたわれた小島仁八郎監督のアドバイスで腕の振りをスリークォーターに変え、その後、自ら考えた末にアンダースローに転向。見事に甲子園出場を果たしている。高校卒業後、大学、社会人、プロとステップアップしていくが、技術的なことを具体的に指導された記憶はないという。 「私の野球人生で本格的に教わったというのは、
第3回:サッカー大国オランダで得たコーチングの本質(1/2) 〜順天堂大学サッカー部監督・吉村雅文氏〜 ワールドカップ真っ盛り、2大会ぶりの参加となるオランダは世界最高峰のプレーを見せている。今回はそんなオランダでコーチングを学んだ吉村雅文氏を紹介する。サッカーの本場欧州で感じたことは、サッカー指導だけでなく、私たちのサッカーに対する視野を広めてくれる。 吉村は、選手として大学サッカーの名門、順天堂大学で活躍。卒業後は同大学の大学院に進みコーチとしての栄誉にも浴した。その後は同志社大学、東京電機大学を経て、現在は母校である順天堂大学の助教授、サッカー部監督としてその手腕を振るっている。そんな吉村のコーチングの原点は、サッカー大国オランダへの留学にあった。そこで吉村が得たもの、目指すコーチングとは何なのかを語ってもらった。 吉村のコーチとしての転機となったのは、東京電機大学で教鞭(きょう
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