先日ビジネスウィーク誌が発表したブランドランキングでは、前年の20位から28位に後退し、16%のブランド価値毀損という不名誉な結果になったソニーだが、依然としてその存在には期待が集まっている。新“ガイジン”CEOのハワード・ストリンガー氏の就任や新チップCELLなど、テクノロジーだけではなくサムシング・ニューを生み出し続けるという姿勢は、創業以来のソニーのDNAそのものに違いない。 実は「日本の期待の星」のソニー 官庁関連のある研究会で投資銀行の方が、「日本の期待の星は、“ガイジン”社長と高性能チップだけ」といった趣旨のお話をされていた。 「期待の星」における“ガイジン”社長とは、ルノーに買収された日産のカルロス・ゴーン氏ではなく、企業自らが選出したソニーのハワード・ストリンガー氏(正確には会長)である。また、高性能チップとは日本が比較的強いといわれるDSP(デジタル信号処理用マイクロプロ
![ソニーは本当にエレクトロニクス産業の負け組なのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fc50d7baf78caad0165728429f4da85ca3a4a3dc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2F7cec507571c1b1cd6e65f31a80540dea%2F2004%2Fsharedmedia%2Fmori%2Fmori_170x110.jpg)