「まちづくりをしよう」 工務店さんがそう考えたとき、まず思いつくのは「ハコモノ作り」ではないでしょうか? カフェを作る。商業施設を作る。コミュニティプラザを作る。そうやって「ハコモノ」を作って人が集まってくれば、収益化できて、「まちづくり」はうまくいくーー。 ただ、それは失敗に終わることがほとんどです。 今回のnoteでは、ある工務店さんのプロジェクトの経緯を追いながら、なぜ「まちづくり」が失敗してしまうのか? そして、僕がまちづくりに本当に必要だと考えていることをお伝えできればと思います。 「風の森」プロジェクト長崎県の浜松建設という工務店の社長が、まちづくりのために始めたのが「風の森」プロジェクトです。 森の中に、カフェや雑貨店、洋服店、ギャラリーなどを点在させて、人が集まってくるエリアを作りました。 「風の森」は評判もよく、年間数万人が訪れるようになっていました。 ただ、問題は「収益
![なぜ地方の工務店は「まちづくり」に失敗してしまうのか?|小林 大輔/スムーズ代表 / Replan代表](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/940e4362107421d0a604bcb7198024d6b745749c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F104526229%2Frectangle_large_type_2_9de522d2f889159104a76d4f58355f21.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)