(2017年8月) "Journal of Clinical Oncology" に掲載されたオハイオ州立大学などの研究によると、ビタミンBのサプリメントを何年間にもわたり服用している男性は、用量を守ってビタミンBサプリメントを服用していても肺ガンのリスクが増加する恐れがあります。 研究の方法 50~76才の米国人男女7万7千人超のデータ(肺ガンの症例数は808件)を用いて、過去10年間におけるビタミンB6・ビタミンB9(葉酸)・ビタミンB12のサプリメント使用と肺ガンのリスクとの関係を調べました。 結果 女性に関しては、サプリメントで摂取するビタミンB6・B9・B12の量と肺ガンのリスクとの間に関係が見られませんでした。 男性では、10年間におけるビタミンB6摂取量の平均値が最も多い(20mg超/日)グループはビタミンB6のサプリメントを服用する習慣がなかったグループに比べて、肺ガンのリ
(2017年7月) "Cancer Science" 誌に掲載された大阪大学などの研究によると、コーヒーがガンの予防に役立つかもしれません。 コーヒーを飲む習慣がある人は各種のガンになるリスクが低いという結果だったのです。 以前はコーヒーの発ガン性が懸念されてもいましたが、2016年に国際ガン研究機関(IARC)が、コーヒーの発ガン性のランクを引き下げて「コーヒーが発ガン性物質であることを示す十分な証拠が無い」と宣言しています。 研究の方法 40~79才の日本人男女8万3千人弱にコーヒーの飲用習慣などについて尋ねたのち、10年間超にわたり各種ガンの発生状況とガンによる死亡状況を追跡調査しました。 結果 追跡期間中に7千人弱がガンになり、4千6百人ほどがガンで死亡しました。 コーヒーを飲む習慣がない男性に比べて、コーヒーを毎日5杯以上飲むという男性はガンのリスクが26%低くなっていました。
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