2019年11月18日のブックマーク (2件)

  • 『DEATH STRANDING』は他人との繋がりを積極的に求めないとゲームが破綻するかもしれない――ストーリーとソーシャル・ストランド・システムの間にある断絶を避けるために

    私がこのゲームを楽しめなかった理由はいくつかあるが、ストーリーに囚われた部分は非常に大きな問題だ。このことを記録するために、どうしてそうなったのかを記事という形で残しておこう。 荷物を運ぶことによって他人と繋がるゲーム 『DEATH STRANDING』は荷運びをするゲームである。ノーマン・リーダスが演じる主人公のサムは、崩壊しつつあるアメリカで各地に荷物を運ぶことで生計を立てている。そしてあるとき、アメリカ再建のために東から西へと北米大陸を横断することになる。 しかし、その道のりは容易ではない。道路は壊れているし、ときには山を登らねばならず、濡れながら川を進むこともあるだろう。あるいは荷物を奪おうとする配達依存症の連中にも出会うし、BTというオバケのような存在も出てくる。そうして苦労しつつ荷物を運ぶわけだが、「カイラル通信」というものを接続すると状況が一変する。 カイラル通信の接続を行う

    『DEATH STRANDING』は他人との繋がりを積極的に求めないとゲームが破綻するかもしれない――ストーリーとソーシャル・ストランド・システムの間にある断絶を避けるために
  • 海からきたチフス - Wikipedia

    『海からきたチフス』(うみからきたチフス)は、畑正憲によるジュブナイルSF小説である。 金の星社のジュブナイルSFシリーズ「少年少女21世紀のSF」の1冊として、1969年(昭和44年)に刊行された。初刊時の題名は『ゼロの怪物ヌル』(ゼロのかいぶつヌル)。1972年に参玄社から再刊された際に『海からきたチフス』と改題された。畑正憲の最初の小説である。 中学3年生のケンは、父で医者兼動物文学者の芳堂(ほうどう)、母で同じく動物文学者のトメ子、兄で生化学者の力(ちから)、いとこのとも子とともに、夏休みに大島を訪れた。そこで一家は、東京都水産試験場大島分場の名物男である斎藤から、大島の周辺で起こっている異変のことを効かされる。島の周りの海で貝類が何かにべられているだけでなく、イボヤギ(英語版)やウミシダ、ヒトデなど、他の動物がべないような動物まで姿を消している。一方で、海中に見慣れない、何か