上司や取引先から「なんだか説明が『ふわっと』してるよね」「もうちょっと具体的に話してほしい」といった指摘を受けることが多い人はいませんか? そういう人は、「『解像度』が足りていないのかもしれない」と語るのは、東京大学で現役生や卒業生、研究者のスタートアップを支援している馬田隆明(うまだ・たかあき)先生。はたして、馬田先生が言う「解像度」とはどういうものなのでしょうか。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 「解像度」を構成する4つの視点 4つの視点をもてれば、状況に応じた最適な解決策を考えられる 特に磨くべきは、「深さ」の視点 「解像度」を構成する4つの視点 近年、ビジネスシーンで「解像度」という言葉がよく使われるようになってきました。ただ、多くの人が「こんな感じだろう」といったイメージだけで使っているようで、それこそ「解像度という言葉に対する解像度が低い」といった状況にあるよ