とても忙しい仕事をいろいろかかえていたとしましょう。その中でもタスク A はより緊急だけれども重要性としては2次的、つまりは締め切りがあるタスク。それに対してタスク B はタスク A と同じほど急いでいるけれども、A ほどではなく、しかし重要な用件です。 こうした、あちらが立てばこちらが倒れるという2重拘束の状況を私は心理学の用語を勝手に使ってダブルバインドと呼んでいます(正確ではないかも)。あるいはプログラミングの言葉を使って、レース・コンディションなどとも(これも正確ではないです)。呼び名はどうあれ、この状況は私にとって最大の敵で、仕事の先送りがもっとも生じやすい状況としていつも恐れています。 ダブルバインドが始まると、A をするにも B が気になり、かといって B に手を出すには時間がなく、というジレンマに陥ります。このジレンマはほとんどが心理的なもので、私にとってはちょっとしたタス
![能率を一気に押し下げるダブルバインドの危険](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bd837a55d7c8bf433fe09a9a947e6abd34a2d486/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flifehacking.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2008%2F05%2Ftwo-locks.jpg)