キリスト教系の宗教団体「エホバの証人」の元2世、3世らが22日会見を開き、「子どもたちの権利や命が信教の自由のもとで奪われてきた。 【動画】エホバの証人 内部文書に「子どものために輸血を拒否しなければなりません」 この問題は私たちの代で終わらせなければならない」と訴えた。 聖書の記述を厳格に守る教義で知られるエホバの証人。 教団を巡っては、子どもへの躾と称した「鞭打ち」や排斥された人を避ける「忌避」と呼ばれる行為について、児童虐待の疑いがあると指摘されている。 さらに子どもの権利が根本から問われているのが「輸血拒否」の教義だ。1985年に川崎市で起きた事故では、信者の親が輸血を拒否、小学5年生の男の子が死亡した。 当時、ドラマにもなるほど注目を集めたが、その後長い間この話題が取り上げられることはなかった。 ここにきて宗教2世の深刻な実態が明らかになり、エホバの証人についても1月、支援する弁