加盟店従業員の残業代の一部が未払いとなっていた問題で、記者会見の冒頭に謝罪するセブン-イレブン・ジャパンの永松文彦社長(中央)ら=10日午後、東京都千代田区 アルバイト従業員ら約3万人の残業代などを長期にわたって一部支払っていなかったことが分かったセブン-イレブン・ジャパン。労務知識の不備による給与計算上のミスを告白した。今年は24時間営業をめぐる加盟店との対立やセブン&アイグループのスマートフォン決済サービス「7Pay(セブンペイ)」の不正アクセスなど、トラブルが相次ぎ、永松文彦社長は「内部で気づけなかった。会社のあり方を変えねばならない」と弁明を重ねた。 「今年1年の中で、24時間問題などいろいろ出ている。今回の件もそうだが、起きている問題を真摯(しんし)に受け止め、今までやってきたことを是とせず改革する」。企業統治(ガバナンス)のあり方や自身の責任を問われ、永松氏は今後のかじ取りに説