ブックマーク / www.bungunote.com (2)

  • 万年筆のペン先を、白紙の上で滑らせて。 - ゆるふわ√3

    万年筆が彩りを持った日。 自分の人生史上、万年筆が記号的存在から変わったのって勤め始めてからです。 入学祝いで親戚から贈られたし、サークルの送別会でもいただいたんですが、使い勝手でいえばボールペンが良いし、一度インクを入れると使い切らないといけないイメージから学生時代は使うことがなかった。インクも挿さずにしまってました。 文具系の雑誌で特集されるくらい「嵌る人の多い筆記具」という知識はありつつも、文具の中でも万年筆って価格の桁が違うので、何かきっかけでもないと手を出せない、高嶺の花的存在だったんです。選び方もわからないですしね。 そんなある頃、偉い人のかばん持ちで海外の企業との契約合意に立会う機会に恵まれまして。詰めの調整も終わり書面が整ったところで、先方と上司が万年筆をそれぞれ取り出して、署名を始めたのです。 結構シビアな契約で空気自体が張ってたのもあるんですが、万年筆の書く音がとても印

    万年筆のペン先を、白紙の上で滑らせて。 - ゆるふわ√3
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2015/01/09
    万年筆は、数年以内に購入している未来が見えつつ、持て余す予感バリバリなんだよなあ…。
  • いつだって無造作に加害者側。

    フェミニズムやジェンダーの話になるとき、負い目を感じる派です。 自分の場合、就職で「自分が女である」を不利に感じる場面って想像よりなかったんです。上司仕事に恵まれたのも大きいと思うんですが「女だから」との理由で大きな不利益を被ったと感じることはあまりなく。 例えばこれから子供を産み、そしたら業務量や時間、査定や昇進などで「女性だから」の不公平感を抱くんでしょうが、まだ想像の範囲でしかありません。 甘いといえばそうなんですが、自分にとってはフェミニズムやジェンダーで声を上げる人って「対岸の火事」で、更にはジャンルの「面倒くささ」ゆえに目をそらしたい、口をつぐんでいたい気持ちがあったのです。女性登用の目標指数とかの話題でも、自分の実績をその枠の中で評価されるのはもやもやしますし。 その必要性はわかっているし、そうあるべきだと思うけれど、その枠で自分を見ないでと考えてしまう。 それが「いや?ち

    いつだって無造作に加害者側。
    Ayrtonism
    Ayrtonism 2015/01/08
    「気づく」ねえ。常に自分の中に「その言葉は受け手を一個の人間として扱って発せられているか?」という視点があれば避けられるよな。「男は」「女は」と括る話だって、その視点をちゃんとクリアしてれば無問題。
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