ペダル付きの原付きバイク「モペット」を無免許で運転したとして、警視庁新宿署は7日、道交法違反(無免許運転)容疑で、東京都新宿区の20代の男を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。調べに対し「便利なので乗っていた」などと容疑を認めているという。 書類送検容疑は、2月2日、新宿区西新宿の都道で、原付きバイクの免許を持っていないにもかかわらず、モペットを運転したとしている。男は、昨年12月19日にもモペットの無免許運転で警告を受けていた。 捜査関係者によると、男が乗っていたモペットは、本来原付きバイクに必要なナンバープレートやバックミラーが付いていなかった。男はヘルメットもかぶっていなかったという。 モペットは「次世代モビリティー(移動機器)」として注目される一方で、事故や違反が相次いでおり、警視庁は安全性やルールの周知を行っている。