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  • 『チェンソーマン』から学ぶ物語の作り方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    この記事は『チェンソーマン』で使われている物語作成テクニックの解説です。 『チェンソーマン』を分析し、自分で小説やマンガを書く際に使えそうなテクニックを取り出しています。 冒頭の10ページほどの解説です。 ネタバレありです。 なぜあのシーンから始まるのか? まず、なぜ、『チェンソーマン』第一巻の冒頭、第一ページは、あのようになっているのでしょうか? 以下に、藤本タツキチェンソーマン』第一巻の第一ページを引用します。 『チェンソーマン』第一巻より引用 なぜ、このシーンから始めたのでしょうか? なぜ、他のシーンから始めなかったのでしょうか? 第一話を作る時点で作者がどこまでプロットを考えていたかは はっきりしませんが、たとえば、以下のような時系列順にイベントが発生すると考えていたとしましょう。 冒頭の1ページは、上図の赤枠で示した(12)と(13)の間のシーンです。 なぜ、このシーンを冒頭に

    『チェンソーマン』から学ぶ物語の作り方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2023/05/20
    映画でもキャラに感情移入できてないまま進むと感動シーンで何も感じないよね
  • 意外と知られてない、すごく効果のある文章上達法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    文章上達法について、「大量に書け」派と「大量に読め」派の人がいます。 「ひたすら大量に文章を書け。文章上達にはそれしかない」というのは書け派の典型。 「まずはラノベを千冊読め。話はそれからだ」というのは読め派の典型。 しかし、大量に文章を書いているのに文章の下手な人はたくさんいますし、 ラノベをたくさん読んだけど面白いラノベの書けない人もたくさんいます。 これはスキル全般に言えることで、 たとえば、アメリカに二十年住んでいるのに英語がいまいちな人なんて、いくらでもいます。 「量をこなせば自ずと質に転換する」のは、もともと才能のある人間だけです。 私のような凡才は、量をこなすだけでは効率よく上達しません。 質の高い修練を大量にやってはじめて、効率よく上達するのです。 では、質の高い修練とはどういうものでしょうか? それは、次の2つです。 (1)優れた文章のどこがどう優れているかを、文章を書く

    意外と知られてない、すごく効果のある文章上達法|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2023/03/31
    文章も感じ感動するものだったことを改めて思い出した。創作のコツにまず良き消費者になる(しっかり細かく見て感動する)というのがあるけど文章もまず感動してそのあとアウトプットのために理解するのがいいんだと思
  • 不安をなくし満ち足りた気持ちになる方法8個|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    不安があると、無意識のうちにその不安から逃げようとして、ダラダラと無駄に時間を過ごしてしまったり、ついつい夜更かししてしまって睡眠の質が悪くなったりする。 そうすると、仕事も勉強も趣味も質が低下し、人生全体の質が低下してしまう。 この問題を解決するには、不安をなくし、満ち足りた気持ちになればいい。 基的には、以下をやると効果がある。 (1)自分の奥の方に隠れている自分を表に引きずり出す。 (2)引きずり出した自分を身体を使って表現する。 …… と言うだけでは抽象的過ぎて良くわからないと思うので、 それらを実行するための具体的な方法を8つ紹介する。 これら以外の方法を知っている方は、コメントで教えていただけると嬉しい。 (1)歌ういつ歌っても効果があるのだが、 特に寝る30分~1時間ぐらい前に歌うといい感じになることが多い。 1~2曲歌うだけでいいので時間もたいしてかからない。 不安がある

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    B33Tark 2022/02/16
  • 「なぜ人を殺してはいけないのか?」に対するニーチェの答えが「すごい」と騒がれているが、実はもっとぶっ飛んですごい|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「なぜ人を殺してはいけないのか?」に対するニーチェの答えが「すごい」と騒がれているが、実はもっとぶっ飛んですごい 『たまたま「これがニーチェだ(永井均)」を読んでいたら「なぜ人を殺してはいけないのか?」という問いにニーチェがどう答えたかという話があったので一部引用してみます。』 という小野ほりでいさんのツイートに対し、「ニーチェの答えがすごい」というコメントがいくつも寄せられています。 その小野ほりでいさんのツイートで引用されたのは永井均『これがニーチェだ』の以下の部分です: この問いに不穏さを感じ取らずに、単純素朴に、そして理にのみ忠実に、答える方途を考えてみよう。相互性の原理に訴える途しかないー きみ自身やきみが愛する人が殺される場合を考えてみるべきだ。 それが嫌なら、自分が殺す場合も同じことではないか、と。だが、この原理は、それ自体が道徳的原理であるがゆえに、究極的な説得力を持たない

    「なぜ人を殺してはいけないのか?」に対するニーチェの答えが「すごい」と騒がれているが、実はもっとぶっ飛んですごい|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2021/11/03
  • 「行動経済学は死んだ」騒動のメモ|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    まず、Jason Hrehaという人が「行動経済学の死」という記事を書いた。 その記事の日語訳はこちら。 この人は、ウォルマートの行動科学研究のトップ(Global Head of Behavioral Sciences at Walmart)の人。 Hrehaさんは、 「行動経済学は死んだ。 その主要な発見は何年も再現に失敗している。 その中核的アイデアである『損失回避バイアス』にもろくな再現性がない。 僕自身、実際マーケティングキャンペーンで研究したから知ってるんだ。」 という趣旨のことを言ってる。 ※「損失回避バイアス」とは、利得よりも損失の方を大きく評価する心理的傾向のこと。 その記事を山形浩生さんが知って以下のツイート: うっひーマジっすか。行動経済学は再現性皆無、カーネマン&トヴァースキーもかなり悪質なチェリーピッキングしていて、鉄板と思われていた損失忌避すらかなり怪しく、ナ

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    B33Tark 2021/09/12
  • 「多くの人が正しいと思っている、間違った知識」の見分け方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    はじめに かつて、ウサギ跳びで筋力トレーニングしていた時代がありました。 (アニメ『巨人の星』より引用) (アニメ『アタックNo.1』より引用) (アニメ『ヒーリングっどプリキュア』より引用) 私も小学校のころ、ウサギ跳びをやっていました。 運動負荷が高く、かなりの効果を得ている実感がありました。 また、実際、運動能力もアップしました。 しかし、アスリートの動きの研究をしている関西大学教授の小田伸午氏によると、「ウサギ跳びはトレーニング効果が無い」そうです。 ウサギ跳び(ウサギとび)は、<略>1980年代以降はトレーニング効果が無く故障のリスクが高いと周知されて廃れた(出典:小田伸午「ウサギ跳び信仰とは何だったのか」『スポーツゴジラ』第2013-11-05号、スポーツネットワークジャパン、 12-14頁。 )。(Wikipediaより引用(太字引用者) ) 「トレーニング効果が無い」と「故

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    B33Tark 2021/09/10
  • 老後に金がなくても楽しく暮らすために今から準備しておくべきこと|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    老後のためにコツコツ2000万円貯めていても、リストラされたり、転職に失敗したり、病気をしたりして、貯金がみるみる減っていき、ろくな貯金がないまま老後を迎えることになるかもしれない。 これに対し、「カネを使わずに人生を楽しむスキル」という資産は、たとえ不運が重なって生活保護で暮らすようになったとしても、がっつり残る。 「カネを使わずに人生を楽しむスキル」は、これ以上ないくらい、安全で確実な資産なのだ。 しかも、2000万円貯めるために毎月10万円貯金すると、毎月10万円生活費を削る必要があるので、現在の生活が貧しくなってしまう。 これに対し、「カネを使わずに人生を楽しむスキル」を蓄積するために毎月40時間を使ったとしても、現在の生活は貧しくなるどころか、逆に豊かになる。 なぜなら、「カネを使わずに人生を楽しむスキル」は、それを身につけるプロセス自体が、とても楽しいことだからだ。 あなたは、

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    B33Tark 2019/07/02
  • 100億円の拾い方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    贅沢には興味がないが、100億円稼ぎたいと思っていた。 実家の近くに50階建てのタワーマンションを建てて、その最上階から毎日絶景を眺めて暮らしたかったからだ。 もちろん、単にタワーマンションの最上階に住むだけでよいなら、2億円もあれば足りる。 しかし私がやりたいのは「タワーマンションに住むこと」ではないのだ。 「私の実家付近の土地を、高いところから毎日眺めて暮らすこと」なのだ。 私の実家付近には、高い建物や山が一切ない。 だから夢を叶えるには、タワーマンションを自分で建てるしかなかったのだ。 「なかった」と過去形なのは、その夢が既に叶ってしまったからだ。 私は今、実家上空150mの高さからの絶景を毎日眺めながら暮らしている。 実家だけではない。 自分がよく秘密基地を作ったりクワガタやカブトムシを採っていた林、缶蹴りや鬼ごっこをして遊んだ路地や空き地、ザリガニを採ったりして遊んだ小川や田んぼ

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    B33Tark 2019/04/09
  • 「善人として尊敬されたいから非営利活動をやってる人」の気持ちを、非営利活動をする企業は尊重した方がいい|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「善人として尊敬されたいから非営利活動をやってる人」の気持ちを、非営利活動をする企業は尊重した方がいい 子ども堂などの地域貢献活動を、 企業がやると、 「企業イメージを上げるためにやってるだけだろ」 「ただのマーケティングだろ」 「しょせんは、営利目的」 などと非難する人がいる。 これは、半分当たっているが、半分間違っている。 ほとんどの場合、現実は、こうなっている。 企業は、地域の人々に溶け込めないと、 商売にならない。 地域の人々に受け入れられた方が、ビジネス上、得だから、地域貢献活動をするのである。 つまり、結局は、企業利益の増加につながるからこそ、やっているのだ。 これは、金儲けなのである。 一方で、金儲け「だけ」が目的かというと、それは間違っている。 ほとんどの企業の基的な行動原理は、win-winだ。 その企業だけではなく、地域社会のみなさんも幸せにしたいと思って、企業活動

    「善人として尊敬されたいから非営利活動をやってる人」の気持ちを、非営利活動をする企業は尊重した方がいい|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2019/02/05
  • 面白い文章を書けるようにするクラブ、始まりました|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    もっと多くの人に読まれる文章を書きたいですか? 私の答えは「はい」です。 だから私は、読まれる工夫をしてきました。 結果、私の分裂勘違い君劇場というブログは、1記事あたり15万PV以上になりましたし、書いた(「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」)は11万部のベストセラーになりました。 しかし私は、単にバズるだけの文章なんて書きたくありませんでした。 いくら多くの人に読まれても、ジャンクフードみたいに、ただ消費されるだけの文章なんて、書いてて楽しくないからです。 仕事で書いている人なら、PV稼ぎのジャンクフード記事でも書かなきゃならないのは分かります。 しかし私は遊びでやっているので、楽しくなきゃ話にならないんです。 私が書こうとしてきたのは、「面白い」文章です。 十万人にダラダラと消費されるだけのPV稼ぎ文章ではなく、 千人に「ああ、ほんとに面白いなあ」と思って

    面白い文章を書けるようにするクラブ、始まりました|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2019/02/04
  • フェアな市場価格(低賃金)で労働者を働かせて大儲けしてる経営者はフェアじゃないのか?|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    非正規労働者を大量に使って利益を出して、株価を上げて、 何十億円もの収入を得て、豪遊している経営者がいる。 今、その経営者を支持する人と、非難する人で、意見が割れている。 あなたは、どちらを支持しますか? 時給千円分の価値の労働しかしない労働者に、 経営者が時給千円しか払わないのは、当たり前だ。 会社がどんなに儲けていようと、 経営者に何十億円の年収があろうと、 そんなことは関係ない。 誰でもできる仕事なんて、時給千円の値段しかつかなくて当然。 低賃金が嫌なら、努力して、経営者が高く買いたくなるような人材になればいいのである。 それが、市場原理主義者たちの考える、 「フェア(公正)な取引」というものだ。 ところが、人間の脳は、必ずしも「市場原理主義的なフェア」をフェアだと感じないということが、 心理学の研究でわかっている。 たとえば、大雪が降った翌朝、 金物屋が雪かき用のシャベルの販売価格

    フェアな市場価格(低賃金)で労働者を働かせて大儲けしてる経営者はフェアじゃないのか?|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2019/01/28
  • SNS金配りで権力と名声を手に入れることの代償|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「僕をフォローすれば、お金をあげるよ」と言えば、フォロワーはドバっと増える。 「メディアは第4の権力」と言われるように、フォロワー数は一種の権力だが、金で権力が買えちゃうわけだ。 ただし、自分をフォローした人なら誰にでもお金をあげてしまうと、十分に強い権力にはならない。 「自分の気に入らない人間には、お金をあげないようにすること」が、キモだ。 そうすれば、自分にとって都合の悪いことを言う人間の口を封じることができるからだ。 だから、決して「抽選で」お金を配ってはいけない。 中国共産党が、自分たちの権力を維持するために、共産党にとって都合の悪いことを言う人間の口を封じることに熱心であることからわかるように、自分にとって都合の悪いことを言う人間の口を封じることは、権力維持にとって、非常に重要なことなのである。 お金をばらまけるほどの金持ちの多くは、すでにリアルで権力を握っているはずである。 な

    SNS金配りで権力と名声を手に入れることの代償|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2019/01/10
  • 体系的にプログラミングを教えられると挫折するタイプの人はご注意!|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    「専門学校では、全くの素人に、体系的にプログラミングを教えることで、それなりにプログラムが書けるようにしている」という記事が賛同を多く集めていた。 しかし、私の場合、まったく逆だった。体系的にプログラミングを教えられたらすぐに挫折したけど、体系もカリキュラムも全部無視して、自分の興味の赴くままにプログラミングを学んだら、ごく短期間に、劇的にプログラミング能力が高まった。 元記事によると、専門学校では、素人は、まず、簡単なアルゴリズムの問題集をやらされるとのことだが、こんなことをやらされたら、僕のようなタイプの人間は、まず挫折する。 実際、大学でプログラミングの授業を履修したときは、すぐに挫折した。 なぜなら、退屈だからだ。 僕は、子供の頃からそうなのだが、退屈なことを続けることができない。だから、小学生の時に公文式をやったときも、すぐに挫折した。しかし、学校の算数のテストでは、満点以外の点

    体系的にプログラミングを教えられると挫折するタイプの人はご注意!|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
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    B33Tark 2019/01/05
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