関東あたりはだいぶ肌寒くなってきたようだが、沖縄はこの時間でも半袖でじゅうぶんなほどあたたかい。17時半、Tシャツ姿の真心ブラザーズがステージに現れる。夕陽が沈む時間帯であり、観客は、海と緑に囲まれた大自然の中で真心を聴ける幸せを噛みしめるのだった ◆<What a Wonderful World!! 16>真心ブラザーズ 画像 1曲目は「サティスファクション」だ。ギターの音色に誘われるようにして人が集まり、スタンディングエリアが徐々に埋まっていく。続く「空にまいあがれ」では、間奏部分でYO-KINGがブルースハープを吹くタイミングで飛行機が偶然通りがかり、まるで海外のロックフェスのようなフリーダムな雰囲気を演出しているかのよう。「通り抜けるときはお静かに」という歌詞がブラックユーモアのように聞こえ、クスリと笑える瞬間でもあった。 「真心ブラ◯△#ーズです!」第一声でいきなり噛んでしまった