ギター、ベース、ヴァイオリンという個性的な編成で、聴きやすいキャッチーなメロディに電子音を散りばめた、ダンサブルなサウンドを奏でる気鋭の3人組=レルエ。そんな彼らが限定シングル2枚のリリースを経て、初のミニアルバム『UNITE』をリリースした。インディーロックにEDM、エレクトロポップなどのサウンドをバランス良く取り入れつつも、心地良く聴けるメロディックな世界観を構築している。ここではバンド・リーダーの櫻井健太郎(vo/g)と、saya(violin/synthsizer)のふたりに、バンドの成り立ちから新作について、話を聞いた。 ◆ ◆ ◆ ■エレクトロにギター、アコースティック楽器を ■うまく融合したサウンドを目指した ──まずはレルエの結成以前のことから、話を聞かせてください。 櫻井:もともと別のバンドをやっていましたが、対バンでベースのエンドウリョウを見て、誘って組んだバンドがレル