「ボブ・ディランといえば…何?」というお題を出せば、多くの人が「ノーベル文学賞」と答えるところだろう。一方で「神様」と即答する人も少なくないのではないか。半世紀に渡り「フォークの神様/ロックの神様」と呼ばれているのも、これまた事実。1970年代フォークソングに青春を捧げた世代であれば「学生街の喫茶店/ガロ」を思い出す人もいるかもしれない。歌詞の中でアーティストの実名がはっきりと歌われていたのも、当時としてはエポックなことだった。 いろんな意見があることだろうが、BARKSとしてはただ一点、今は「ボブ・ディランがフジロック」である。 現状、我々がわかっているのは「ボブ・ディランがフジロックにやってくる」という事実だけだが、果たしてどんなライブになるのか、そもそもどうしてフジロックに出演しようと思ったのかも一切わからない。まさに神のような手の届かぬ存在感を放つ“生ける伝説”が苗場のメインステー
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