ジャーマン・テクノの巨塔・ローマン・フリューゲルが来日を果たす。 現在のドイツにおけるエレクトロニック・ミュージックのシーンは、ローマン・フリューゲルの功績を抜きにして語ることは不可能だと言っても過言ではない。90年代に活動を始め、今なおシーンに対して大きな影響を与え続けているジャーマン・テクノの巨星が11月22日についに表参道VENTに降り立つ。 ガード・ヤンソンはローマン・フリューゲルを“カメレオンのようだ”と例えた。広い意味でのハウスとテクノをルーツに持つDJで、彼のDJセットはプレイする場所、クラウド、時間帯で内容が大きく異なる。DJ、ライブパフォーマー、プロデューサー、リミキサー、レーベルオーナーとして幅広く活躍しており、まるでカメレオンのように様々な色のパレットを持っているのだ。 ローマンがプレイしているとき、それぞれのレコードはまるで呼吸をしているかのようだ。ディープでプログ