フィンランドの若きスラッシュ・メタル・バンド、ロスト・ソサイエティが通算3枚目のアルバム『BRAINDEAD』を完成、さらに5月1日に新木場STUDIO COASTで開催される<LOUD∞OUT FEST 2016>への緊急参戦も決定した。従来どおりのスラッシーかつ共に歌えるキャッチーなコーラスを配置した曲が収録されている一方、彼らの重要な影響源ではあるがこれまでストレートな形では曲には出ていなかったパンテラ的な感触や、アイアン・メイデンを彷彿とさせるようなドラマティックでメロディアスなパートも随所で聴くことができる。意欲的とも呼べる進化を遂げた新作について、弱冠20歳のリーダー、サミー・エルバンナが語ってくれた。 ――新作には従来どおりのスピーディーなスラッシュ・ソングがある一方、これまでになかったタイプの曲もあります。あなたにとって理想の曲作りの環境というのは?ギターやあなたが受けてき