残り野菜を空き缶やマグカップなどで育てると新しい芽や葉が出てくる。風通しのよい明るい場所におくのが基本(写真:産経新聞) ■捨ててしまう部分から再収穫も 家庭菜園の人気が高まる一方、「広い庭もベランダもないから」とあきらめている人も少なくないのでは? そんな人におすすめなのがキッチン菜園。室内で簡単にできて特別な道具も不要。しかも、野菜の根元や芯など、普段は捨ててしまう部分から、再収穫できる究極の“節約菜園”ともいえそうだ。(榊聡美) ≪今日から始められる≫ 「本来は捨ててしまうものを再利用するので経済的なのはもちろん、室内なので水やりなどの手入れがしやすく、虫がつきにくい。キッチン菜園はいいことずくめです」 自宅のキッチンカウンターで野菜を育てるベターホーム協会の料理教室講師、新保千春さんはこう話す。 同協会は、初心者向けの栽培方法を「今日から育てる キッチン菜園読本」にまとめ